●創立者・大塚末子の横顔●
 
 
 
同窓会・和裁着つけ師範協会
 
 
 
 
 
伝統と現代の融合「新しいきもの」というコンセプト
●創立者・大塚末子の横顔●
 
 
大塚学院の創立者である大塚末子がめざした「きもの」は、単に伝統を重んじるだけでなく、化学繊維などの新しい素材や洋裁の手法を取り入れた、経済的で機能的なものでした。なぜなら、彼女には「いかに伝統的にすぐれたものでも、大衆からかけはなれたものではいけない。きものは生活に役立つものであるべき」という信念があったからです。そして、彼女が生み出したきものは「新しいきもの」と言われ、ファッション界に大きな影響を与えたのです。
  このような「きもの」に対する思想と技術を、次世代を担う若い人たちに伝えるため、彼女は1954年に「大塚末子きもの学院」を設立。その後もファッション界で活躍を続けました。晩年の彼女は、病床から起きあがれない「高齢者のためのきもの」の開発に情熱を注ぎ、その研究は現在も本学院で続けられています。